店舗デザインってなんなの?把握しておくべきデザインの基本について解説

この記事では「店舗デザイン」について詳しく解説しています。また、押さえておくと良いデザインの基本についても解説しています。

お店作りにおいて、物件探しに次いで気にしなければならないのが「店舗デザイン」です。店舗デザインと言うと「おしゃれや雰囲気作りが目的のデザイン」と思われがちですが、それは違います。この部分を勘違いするとお店が失敗しますんで注意してください。そこで今回は「店舗デザインの基本」について解説していきます。

店舗デザインとは

まず出店する際に、サービス内容と同じくらい重要視されるのが「店舗デザイン」です。例えば、いくらサービスが良くとも「デザインがお店の雰囲気と乖離している」という場合には違和感が生まれます。そのため、お客様が離れやすくなりリピーターが増えません。

つまり、お店を出す場合には「サービスの魅力を最大限引き出す」という目的でも店舗デザインが重要というわけです。また現代では「インスタ映え」といったSNSでの集客を狙った店舗も増えてきており、サービスだけではなく「店舗デザインに惹かれて来店する」というお客様ももいます。ネット社会である現代では「口コミで爆発的人気がでる」といったことも珍しくないため、より力を入れる企業が増えていうわけです。

もちろん一度話題になったものでも「そのトレンドが継続する」とは限りません。例えば「タピオカブーム」などが良い例です。一時的な客引きを狙う「露店」や「限定メニュー」などであれば一度話題になっただけでも充分なのですが、ほとんどの場合そうではありません。

そのため「お店のコンセプトにそった店舗デザインを作り、長期的なユーザーを確保する」といった立ち回りを心がけてください。一貫性や統一感のあるお店は、比較的リピーター増加につながりやすいため、ぜひ検討してみてください。

店舗デザインの費用について

店舗デザインを行う際には
・坪単価で見積もる
・施工費から見積もる
・総施工費から見積もる
以上3パターンで費用を割り出します。順に解説していきます。

坪単位で見積もる

店舗デザインのデザイン作成を依頼する場合「坪数×5万円」が相場となっています。しかし「坪数が少なければその分安くなる」という単純な話ではなく、坪数に関わらず最低料金を設けている企業が多いため注意しましょう。

つまり、小さい店舗を出店する場合には「損をする可能性」もでてくるため、気をつける必要があるわけです。また「最低料金を設けているかどうか」というのも依頼先を選ぶ基準となります。安く済ませたい場合には、考慮に入れてください。

施工費から見積もる

施工は店舗デザインの図面が完成した後に行う作業です。

施工費には
・建設工事費
・設備工事費
以上の2つが含まれています。

建設工事費用の内訳には

・塗装
・仮設工事
・内装仕上げ工事
などが挙げられます。

次に設備工事費用の内訳には

・電気工事
・空調工事
・水道工事
などが挙げられます。

施工の費用は「物件の状態」などによって大きく左右されるため、覚えておきましょう。例えば居抜き物件の場合、前の所有者の設備を引き継いでいるため、比較的費用が安く済みます。そのため、20坪程度の広さであれば、施工費の相場は「400万円~600万円前後」となります。

また、居抜き物件の他に「スケルトン」と呼ばれる物件も存在します。スケルトンとは内装や外装、天井などがコンクリートむき出しになっているまっさらな物件のことです。そのため、水道や電気といった基礎の設備を全て設置することになり、手間がとてもかかります。例えば「スケルトンで飲食店を始める」といった場合、20~30坪程度で施工費は「1200万円~1800万円前後」が相場となりますので、注意しましょう。

総施工費から見積もる

この方法では電気や水道、ガスやインテリアなどの施工費を全て見積もり、そこから設計費の割合を計算します。施工費の平均的な相場は「総施工費の10%~15%」とされています。JCD(一般社団法人日本商法環境デザイン協会)もこの数値を推奨しているため、おおかたこのパーセンテージです。

スケルトンにおける店舗デザインの進め方

まず、スケルトンは居抜き物件に比べて費用が5倍かかると言われています。また、作業が多い傾向にあるため、開店するまでに時間がかかりやすいです。加えて多くの場合「お店のオープン予定日の半年前」には、デザイン会社と相談する段階に入りますので、押さえておきましょう。

また、デザイン会社にイメージを正確に伝え案を作成してもらうには
・お店のコンセプトを決める
・お店のイメージに近い図面を用意する
・予算を多めに用意する
といった事前準備が必要な点に注意してください。順に解説していきます。

お店のコンセプトを決める

お店のコンセプトは店舗デザインを決める際に、とても重要となります。なぜなら、店舗デザインは「どの客層を狙うのか」によって変わるからです。当然ながら「若い層を狙うのか、シニア層を狙うのか」では大きく好まれるデザインに差が生まれるため、注意してください。

お店のイメージに近い図面を用意する

この方法では「自分がイメージしている店舗デザインと近いものをネットや雑誌から探す」という事前準備が必要です。また、イメージに近いものが見つかったら、そのデザインとともに契約した物件の図面をデザイナーへ渡しましょう。契約した物件の図面が分からないと、設計のしようがないため、注意してください。

参考になるものが無いと
・設計料金が高くなる
・時間がかかる
といったデメリットがでてきますので、可能な限りイメージに近いデザインを用意しましょう。

予算を多めに用意する

店舗デザインには、設計料や施工料などがかかるため、どうしても費用がかさみます。また、特に「飲食店の店舗デザインを依頼する」という場合には、他の業種に比べ設備が多い傾向にあるため費用がかさみやすいです。そのため、予算をできるだけ確保しておきましょう。

また、飲食店でなくとも立地や扱う材質などで費用がかさむこともありますので、予算の上限をあらかじめ決めておくことをおすすめします。加えて、予算上限の提示を行うとデザイナーも「どこまでのデザインが許容範囲なのか?」というのが分かり、案を絞りやすいためスムーズに作業が進みます。

店舗デザインの依頼先

デザイン会社に依頼すると一口に言っても
・商業施設に特化している事務所
・住宅設計に特化している事務所
など、事務所によって得意な分野がありますので、依頼する際には必ず確認してください。

また、店舗デザインを行う場合、3~5社にデザインを頼む「デザインコンペ」というスタイルが主流です。さらに「デザイン会社を自分で探すのが難しい」という場合、経営コンサルタントが提供している「マッチングサービス」などの利用がおすすめです。

マッチングサービスで特におすすめなのは「店舗内装工事見積比較.com」という専門サイトです。お困りの方はぜひ一度相談してみてください。

まとめ

「店舗デザインの基本」についてはお分かりいただけたでしょうか。店舗運営において店舗デザインはとても重要となります。失敗して後悔しないためにも、事前にできるだけのことをやっておきましょう。

もし「店舗デザイン」についてお悩みの方は、上記で紹介した通り「店舗内装工事見積比較.com」という専門サイトでの相談がおすすめですよ。